スクールランブルなりきり(播磨のテスト編)

塚本天満「うわっこないだのテスト!?ひえ~私50点だよ、赤点免れた~~~、愛理ちゃんは?」
沢近愛理「わっ、私?私は95点」
塚本天満「え~~~さすが愛理ちゃん、すご~~~い、みこちゃんと晶ちゃんは?」

高野晶「同じく95点!」
周防美琴「あたしは80点、まあ部活で忙しかったしこんなもんかな」
塚本天満「勉強の秘訣とかさ~ない?」
沢近愛理「日頃から地道に勉強する、これが成績向上の第一歩よ」
塚本天満「うひゃ~それが一番難しいんだよ~」

テスト用紙をぷるぷるさせる播磨

播磨拳児「まじかよおい、なんだ~この点数はよ~~~、天満ちゃんより下とは、ていうか0点って、0点ってなんだよ!」
播磨拳児「名前の書き忘れで0点になりましたってんなら可愛いけどよ、空白無しでこの結果だぜ、かぁ~つくづく自分の頭の悪さを憎むぜ」
塚本天満「播磨君!」(笑顔で)

播磨拳児「えっ、あっ、はっ、はい?どうした塚本」
塚本天満「テストどうだった?80点くらい取った?テスト後に自信あるって言ってたから気になっちゃって」
播磨拳児「なに~~~、テスト前じゃなくテスト後にそんな恥ずかしい事を言っていたのか俺は、なおさら見せられねえじゃねえか」(心の声)

播磨拳児「まっ、まあな~ミスしたとこが結構あって予想より低めの点数だったがそこそこは取れたぜ、ああ」
塚本天満「え~~~さっすが播磨君、私なんて50点だよ、簡単なテストだったからなんだか私だけ恥ずかしいよ」
播磨拳児「そっ、そんな悲観するこたあねえ~んじゃねえのか、赤点じゃないだけ喜ばなきゃいけねえな、赤点の人もいるわけだし」

塚本天満「えっ?ふふ、いないでしょ~赤点の人なんて、いつも赤点の私が20点も多く赤点じゃない訳だし」
播磨拳児「そっ、そうだなこんなテスト目つぶってでもできるわな、おお、0点なんてバカはいる訳ねえよ、ああ、いる訳ねえ!」
塚本天満「あはは、もう~播磨君、このテストで0点取る人なんて名前書き忘れたおバカさんくらいだよ、本気でやって0点の人なんている訳ないよ」
播磨拳児「くぅ~わかって言ってる訳ないと思うがずきずきと胸が痛くなる事言ってきやがるな~天真爛漫の笑顔で」(心の声)

塚本天満「あっそうだ、お互い間違った所を見比べてわからないとこ教えあお~よ、効率良いし」
播磨拳児「んぐううう!?」
塚本天満「ん?」
播磨拳児「そっ、そういやお昼のパン食堂で買っておかないといけなかったぜ、ちょっくら行ってくるわ、うん」
沢近愛理「ちょっと待った!」

播磨拳児「ぬぐう!?」
塚本天満「どしたの愛理ちゃん」
沢近愛理「どおしたもこうしたもないわよ、ヒゲ答案用紙見せてみなさい」
播磨拳児「なっなんでお嬢に見せなくちゃいけねえんだよ、パン買いそびれたらどうする気だ?」
沢近愛理「大丈夫よその事なら、余分にさっき私が買っておいたから」

播磨拳児「って言ってもよ~そのパンさすがに貰う訳にはいかね~しな~~~、わりいし」
沢近愛理「遠慮しないでいいのよ~ヒゲ、ただでいくらでもあげるから」(笑顔で)
播磨拳児「こっ、こいつ、あくまでも天満ちゃんの前で恥かかせようって気だな、チクショーどおする」(心の声)

(困ってる播磨を見た天満)

塚本天満「あっ、お~~~」(何かをひらめいた)
播磨拳児「あっ?」
塚本天満「ほら愛理ちゃん播磨君のプライベートの邪魔しちゃ悪いでしょ、行くよ」

(廊下に出る)

沢近愛理「ちょっ、ちょっと天満、ヒゲの点数知りたくない訳?」
塚本天満「は~、もう~愛理ちゃんたら播磨君の困った顔見て察しなかったの?」

沢近愛理「えっ、天満気付いてたの?ヒゲが0点だった事」
塚本天満「そりゃあね~~~、名前書き忘れて0点だなんて播磨君も私並のおっちょこちょいさんだよね~~~」
沢近愛理「えっ?」

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