スクールランブルなりきり(トイレの花子さん編2)

播磨拳児「う~~~さみい、にしても・・・」
コウモリ「キー、キー」
播磨拳児「しっかし薄気味悪い所だぜ、さっさと花子さん騒動を解決しちまうか」

夜間の女子トイレ侵入
ドアを開ける「ギ~~~」

播磨拳児「失礼しま~~~す、誰もいねえし別に声掛ける必要もねぇが」
播磨拳児「ゴクリ、今にも幽霊が出てきそうだぜ」
播磨拳児「何で俺もこんな仕事引き受けちまったんだか、あ~~~つくづく天満ちゃん好きだな~俺って」

播磨拳児「え~~~っと、確か噂のトイレは3番目のトイレだっけか」
播磨拳児「都市伝説だろ花子さんなんて、怖くもなんともないぜ」(足がくがくの播磨)
播磨拳児「コンコン、は~な~こ~さん、遊びましょ」

トイレ「・・・」
播磨拳児「反応なし・・・か、まっそりゃそうだわな、いてたまるかっての」
播磨拳児「だがしかし、真相を調べに行くって言った手前1回で終わりって訳にはいかねえか」
播磨拳児「んじゃもう一回っと、コンコン、は~な~こ~さん、遊びましょ」

トイレ「・・・」
播磨拳児「だぁぁぁ~~~、トイレに向かって一人で何やってんだおりゃあよ~~~、しかも夜中に」
播磨拳児「だが高野の事だ、こんな事を言ってくるに違いねぇ!」

空想シーン

高野晶「播磨君、花子さんいなかったって事だけど3回声を掛けた?」

播磨拳児「とかなんとか言うんだろうな~~~、あ~~~めんどくせぇ~~~」
播磨拳児「これで最後だからな、チクショー」
播磨拳児「コンコン、は~な~こ~さん、遊~び~ま~しょ!」
トイレ「・・・」

播磨拳児「よ~しこれで3回だ、これで文句ねえだろ、花子さんは都市伝説でした、一件落着だ」
播磨拳児「さ~~~て、やる事やったしこの場から離れるとしますか♪」
花子さん「ふふふふふ」

播磨拳児「んっ!?・・・ん~~~・・・ぬお」(冷や汗)
播磨拳児「いっ、今、少女のような声が、いや、ばかな、そんなはずはねぇ、今ここには俺しかいねえ」
播磨拳児「最近いとこの相手してて疲れてるのかもな、今日はゆっくり体を休ませて・・・」

花子さん「くすくす、んふふふふ、お兄ちゃん遊ぼ、ね~~~遊ぼうよ~~~」
播磨拳児「・・・」(がくがく震えている播磨)
播磨拳児「ちげぇ~、幻聴じゃねぇ、聞こえた、確かに聞こえた、子供のような声だ、年は丁度花子さんと同じくらい・・・」
播磨拳児「まじぃ、まじぃぞ、これはひじょ~~~にまずい展開だ、どうする?猛ダッシュでトイレの外に出るか、それとも死んだフリ?」

播磨拳児「ってクマに遭遇した時じゃねぇ~んだからよ~~~、だが下手に刺激するのも良くねえ、ここは空気を読んであれしかねぇ」(頭を抱えて)
播磨拳児「すっ、済まねえな、俺はこれから行くところがあるんだ、お嬢ちゃんと遊んであげたいのは山々だが今日の所は勘弁な」

トイレの入り口から脱出を試みる

播磨拳児「あっ、あれ、取り付けが悪いのか、開かねえぞ、ぬお、入る時はあんなにウェルカム状態だったじゃねぇ~か」(トイレの入り口の扉を開けようとする播磨)
播磨拳児「やべぇ、やべぇ~よ、天満ちゃんのハートを射抜く為に引き受けた話がこんな展開になるなんてよ~~~飛躍しすぎだチクショーが」

花子さん「くす、お兄ちゃん、そんな遠くにいたんじゃお話できないよ、もっとこっちで遊ぼうよ~~~」
播磨拳児「あっ、あのな、お兄ちゃん今忙しいんだ、そっ、そうだ、いったん家に帰ってからって事でどうだ?」

花子さん「どうして?」(下を向いて)
播磨拳児「えっ!?どっ、どうしてって、なっ、何が?」

花子さん「遊びたくないの私と・・・」
播磨拳児「いっ、いやっ、そういう訳じゃなくてだな、その」

花子さん「私、遊んでくれない人嫌い!」
播磨拳児「おいおい、なんかやべぇ~ぞ!?」
花子さん「お兄ちゃんなんて大嫌い!!!」
播磨拳児「うお、止めろ、ぎゃあああああああああああああ!?」

トイレに引きづり込まれる播磨、続く

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